教育支援センターについて
教育支援センターは旧名「適応指導教室」と言い、長期間学校に通うことができない小中学生の不登校児童のために存在する支援施設です。このセンターの運営は各市町村の教育委員会に委ねられており、不登校児童へ適切な学習支援を行うことで児童が本来通うべき本籍校への復帰が成されるようフォローしていくことを目的としています。センターで児童の学習指導にあたるのは市立の小中学校教諭もしくは元教諭です。また心のケアを目的として定期的に精神科の医師や臨床心理士のカウンセリングも実施されています。尚、多くの場合この支援センターに通うことで小学校もしくは中学校へ出席したものとみなされるため、いじめやその他様々な要因により本来通うべき学校への登校が難しい児童にはぜひ利用を検討してもらいたいです。教育支援センターは学校との連携がうまく取れているケースが多いので、利用できる施設を探したい場合はまず担任教師に相談してみるのがおすすめです。その他自治体が運営する教育相談窓口を利用して探すのも一つの方法となります。